2019年もサテライトサイト制作を含めたコンテンツマーケティングについて
様々な問い合わせをいただいております。
そんな中で質問が多い、サテライトサイトとメインサイトのコンテンツの
作成バランスについてまとめていきたいと思います。
▼目次
最近は、サテライトサイト制作だけでなく、メインサイトに掲載する
コンテンツ作りの依頼が増えてきているなかで、
サテライトサイトのコンテンツとメインサイトのコンテンツを
どう分けていけばいいのかという質問が多くあります。
基本的にメインサイトのコンテンツは、ページのゴールである
商品購入やお試し、資料請求などのアクションにつなげる
セールス的なコンテンツとユーザーが知りたい情報のギャップを
埋めるようなコンテンツが中心になります。
ネットショップの場合、商品情報やメリット、喜びの声、開発の
バックグラウンドなど、商品情報を強化するコンテンツは
ランディングページの一部として盛り込まれていました。
しかし、ランディングページでは、お役立ち情報や有益なコンテンツとして
認識されずらいため、どうしても売り込み的な要素が強くなり
ユーザーとのギャップが埋まりにくくなります。
また、一時的なアクセスが見込めるタイムリーなトレンド情報
(ヤフーのTOPに掲載されるような時事ネタ)とからめた
コンテンツなども盛り込みにくいかもしれません。
そういった場合に、商品開発者や営業、ショップの店長などから
記事コンテンツという形での情報発信をすることで
ランディングページでは取りこぼしてしまうようなユーザー層にも
アプローチができます。
また、ランディングページではリスティング広告などの連動が中心ですが、
コンテンツの場合は、ニッチなキーワードでのSEOによる集客や、
SNSなどでの拡散も期待しやすくなります。
メインサイトのコンテンツテーマで、
関連はするがなかなか掲載が難しいテーマがあります。
例えば、競合の情報です。
メインサイトで競合の情報を掲載する場合は、ほとんどが比較情報で、
基本的には、自社の商品やサービスが優れているという点に絞った
シンプルな情報になります。
この場合、ユーザーにとって良いコンテンツとしては少し物足りないはずで、
実際に使ってよかった点や悪かった点をしっかりと説明したうえで、
こういうケースやこういうユーザーには
自社のサービスが適しているというような展開が好まれます。
しかし、上記のような記事をメインサイトのコンテンツとしてるのは、
サイト全体の設計やSEOを考えた場合にノイズになることもありますし、
また、余分な中傷リスクもあるでしょう。
そういった情報も、サテライトサイトであれば同じように扱うことができます。
基本的には、サテライトサイトもメインサイトと同じように
商品やサービスの切り口を変えたコンテンツなどの関連テーマでの作成が
中心になります。
それに加えて、上記のようなメインサイトで扱いにくいようなテーマを
サテライトサイトで集客し、しっかりと他社との比較検討ができる
コンテンツを見たユーザーを自社のメインサイトに誘引していく。
そうすることでメインサイトよりも広いユーザー層にアプローチすることが
可能です。
被リンクなどの外部対策ばかりに目がいきがちなサテライトサイトですが、
上記のようなコンテンツマーケティングのベースとしても活躍できるはずです!